こんにちは、舞扇堂WEB店です。
今回は、扇子をプレゼントとして考えた場合の選び方やおすすめについてご紹介します。
扇子は単なる暑さ対策のアイテムとしてだけではなく、デザインや風情から日本文化の美しさを感じられる贈り物としても最適です。また、男女問わず年齢を選ばない贈り物として適しています。
■ 扇子の歴史とその価値: 一本の扇子が持つストーリー
扇子は古くから日本の暮らしに根付いており、雅な装飾品として、また涼を求める道具として利用されてきました。
一本一本手作りで作られた扇子は、その技術やデザイン、素材によって異なる風情を醸し出します。
プレゼントとして扇子を選ぶ際は、その背景にあるストーリーや文化を理解することで、一層その価値を感じることができます。
■ プレゼントに適した扇子の種類: 紙扇子、布扇子
扇ぐタイプの扇子は、大まかに紙扇子と布扇子に分けられます。
紙扇子の扇面は裏表両方に紙が貼ってあり、表側にのみ絵柄が入っているものや、両面に絵柄が入っているものがあります。また、ほんのり香りがするものもあります。
一方、布扇子の扇面は片貼りで、裏面は扇骨が見える造りとなっています。扇面の素材も様々で、透け感があったり刺繍が入っていたりと、紙扇子とは印象や風合いが異なります。
プレゼントを贈る相手のライフスタイルや好みを考慮しながら選ぶと喜ばれるでしょう。
■ 扇子選びのポイント: 色、デザイン、価格帯から見る選び方
扇子を選ぶ際は、色やデザイン、素材、価格帯などを考慮すると良いでしょう。
色やデザインはシンプルなものから華やかなものまで幅広くありますが、相手の好みに合わせると失敗が少ないです。
お花が好きな方への贈り物ならお花の絵柄を選んだり、お祝いの贈り物なら縁起の良い柄を選んだりするのがおすすめです。
人気のお花を挙げるとすれば、桜の花がよく選ばれています。
たくさんの花が一斉に咲き誇ることから、縁起の良いことの始まりや繁栄・豊かさを意味するといわれています。
また、日本を象徴する花ですので、海外の方への贈り物に最適です。
縁起柄でいうと、とんぼや鮎、だるまなど、古くから愛されてる縁起柄が人気です。
例えば、とんぼは前へ飛んで後ろには下がらない習性があるため「勝虫」と言われ、勝利を呼ぶ縁起物として親しまれています。
その他にも、馬が9頭で「馬九いく」、瓢箪が6つで「無病」など、語呂合わせが縁起の良い意味を持つものもあります。扇子選びにお困りの時はデザインに意味を込めて贈るのも良いでしょう。
価格帯は素材によって異なり、絵が手描きかどうかや扇骨の数などにもよって変わります。
特に60本の扇骨でできた「六十間(けん)」と呼ばれる扇子は、熟練した職人のみが仕立てることのできる扇子の最高峰と言われています。
■ プレゼント用の扇子には名入れがおすすめ
扇子はそのままでも美しいアイテムですが、名入れをすることで一層パーソナライズされたギフトに変わります。
名入れサービスを提供するブランドや店舗では、選んだ扇子に相手の名前やメッセージ、重要な日付などを刻印することが可能です。
名入れをすることにより贈り物としての特別感を強め、相手にとって素敵な思い出の品となることでしょう。
舞扇堂WEB店では、扇子への名入れだけでなく、扇子を入れる桐箱にもデザインと定型メッセージを刻印するオプションサービスを用意しておりますのでぜひご活用ください。
■ まとめ
扇子はその美しさと機能性から、プレゼントとして絶大な魅力を持つアイテムです。
相手の好みやライフスタイルに合わせて選ぶことで、一層その価値を高めることができます。
この記事を参考に、素敵な扇子をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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